2006年11月10日

雨 雨の日に思うこと(続き)

≪雨の日はなんとなく メランコリーになる人が多いようだけれど 
私はなんとなく 落ち着いた気分になり好きです≫
 
今は昔の日本家屋のように 小さな庭に面して濡れ縁がある家がなくなりました。 熱い夏の日 陽が陰ってからの夕涼み 秋の夜長のお月見虫の音を聴く 冬の暖かい陽だまりのくつろぎの場 雨の日の洗濯物の干し場として いろいろ生活の場に欠かせませんでした。 そしてわたしはこの濡れ縁に座ったり また窓越しに降る雨から 見えてくる世界が好きなんです。

fig01.jpg

春から夏にかけて 新緑を輝かせる雨 秋から冬にかけて 木々の紅葉をしっとり落ち着かせる雨。 情景を思い浮かべるたびに良い風景だなと思う。
春夏秋冬 街や山や川への自然の恵みや 農作物に潤いをもたらすんだなと いつも思って育ちました。

利休鼠の雨と聞いただけで「北原白秋」の「城ヶ島の雨」から 三浦半島・城ヶ島の情景が 詩の言葉どおりのように浮かんできます。

そんなわけで雨の日が嫌いになることは これからもないでしょう。

★利休鼠(りきゅうねずみ) 
緑味のある鼠色をいいますが、利休の名をつけたのは言うまでもなく、織田信長や豊臣秀吉の茶頭であった桃山時代の茶人、千利休にちなむものですが、利休が好んだという意味ではなく、抹茶の緑色からの連想で後世の人が名づけたものです。他にも利休茶などがあります。江戸時代に愛好されたようですが、明治に入ってからも流行色となっています。
ニックネーム ハマの萱さん at 19:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
ハマの萱さま、こんばんわ!
日本の色ってすごく微妙で、
すてきな名前がついているんですよね!

「利休鼠」北原白秋の力、
歌の力ってすごいなぁ〜と思います。
こうしてすてきな「日本の色名」を
後世まで残してくれるのですもの。

「利休鼠の雨」・・・
想像の世界が広がりますね。
Posted by 沙羅茶 at 2006年11月10日 23:06
前に沙羅茶さんの記事にも 日本の色の和名のいわれがありましたね。
デリケートだなといつも思っています。
「高村 薫」さんの本「照柿」なんていうのも 辞書で調べて色がわかりました。
「沙羅茶」さんの愛する「歌舞伎」には たくさんの和名のいろがありますね。
Posted by 萱さん⇒沙羅茶さんへ at 2006年11月11日 12:29
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